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片付けると逆に散らかるのはなぜ?途中で嫌にならない片付け方5つ

9月29日
読了時間: 6分

「片付けようと思って始めたのに、逆に部屋が散らかってしまった……」

そんな経験はありませんか?



今日は片付けよう!とやる氣を出して、

押し入れやクローゼットのモノを全部出す。

ところが、出しても出してもモノが出てくる。

氣づけば床いっぱいにモノが広がって、

「これ、どうするの……?」

せっかくあったやる氣もなくなり、

「やっぱり私、片付けが苦手なんだ」

と思ってしまう。


でも、片付けると逆に散らかってしまうのは、あなたに片付ける能力がないからとは限りません。


一度にやろうとしている「範囲」と「時間」が、今の自分に合っていないだけなんです。


今回は、「片付けると逆に散らかる」という方に向けて、途中で嫌にならず、きちんと「できた!」で終わるための片付け方を、私がお伝えしている「3秒整え」の考え方とともにご紹介します。




1.片付けると逆に散らかるのはなぜ?


片付けを始める時、

「せっかくやるなら、一氣にきれいにしよう!」

と思っていませんか?


例えば押し入れなら、押し入れ全部。

クローゼットなら、中に入っている洋服も収納ケースも全部。


でも、たくさんのモノが入っている場所を一度に全部出せば、

当然、一時的に部屋は散らかります。


そして思っていた以上にモノが多ければ、

「こんなにあったの?」

「今日中に終わらない……」

となってしまいます。


片付けようとしたことが問題なのではありません。

問題は、

「今日の私が終わらせられる量」を超えて始めてしまったこと。


片付けは「始めること」以上に、

きちんと終わらせること

が大切です。



2.片付ける範囲を、とにかく小さくする


では、どうしたらいいのでしょう?


最初にしてほしいのは、

片付ける範囲を小さく区切ること。


例えば押し入れなら、

「今日は押し入れを片付ける」

ではなく、


「今日は右側の上段だけ」

それでも多ければ、

「上段の30cmだけ」

でもいいのです。


クローゼットなら、

「洋服を全部出す」

ではなく、

「今日は、ここに掛かっている30cm分だけ」

「収納ケース一つだけ」

「上に置いてあるモノだけ」

というように区切ります。


引き出しなら、一段だけでも構いません。


大切なのは、

「これくらいなら簡単にできそう」

と思える大きさにすることです。


「これだけしかやらないの?」

と思うくらいでも大丈夫。


なぜなら、たくさん出して途中で嫌になるより、

小さくても「終わった!」で終える方が、

次の片付けにつながるからです。



3.「30分ある=30分片付ける」ではありません


もう一つ大切なのが「時間」です。


例えば、次の予定まで30分あるとします。

そこで、

「30分あるから、30分片付けよう!」

と考えてしまいがちです。


でも、片付けには「モノを選ぶ時間」以外にも時間が必要です。


モノを出す。

必要かどうかを考える。

分ける。

必要なモノを戻す。

不要なモノを処分できる状態にする。

周りを元に戻す。


ここまで終わって、初めて片付けは「完了」です。


ですから、30分しかないのであれば、

30分すべてをモノの見直しに使わない。

例えば、

準備・モノを出す時間 5分

必要・不要などを考える時間 15分

戻す・後片付けの時間 10分


というように、

「何事もなかったように、いつもの生活へ戻れるところまで」

を30分の中に入れることが大切です。


もし、それでは短すぎるのであれば、

片付けそのものを30分にして、

準備や後片付けを含めて45分〜1時間を確保する。


片付けだけを予定に入れるのではなく、

「片付けを完了させる時間」を自分に用意してあげる。

この考え方に変えてみてください。



4.片付けが続かない人ほど「完了」を意識する


片付けが苦手という方のお話を聞いていると、

「途中のままになっている」

ということがよくあります。


出したまま。

やりっぱなし。

「後でやろう」と先送り。

すると家の中に、

「途中のもの」

が少しずつ増えていきます。


机の上にも途中。

棚の上にも途中。

床にも途中。

それを見るたびに、

「片付けなきゃ……」

と思う。


そして、

「またできていない」

と自分を責めてしまう。


だから私は、たくさんやることよりも、

一つのことを「完了」させること

を大切にしてほしいと思っています。


例えば、

「今日は、この引き出し一つだけ」

と決める。

出す。

選ぶ。

戻す。

不要なモノを処分できる状態にする。


そして、

「はい、今日はここまで!」

と終わる。


たった一つでも構いません。

中途半端な10か所を作るより、

「終わった!」と言える1か所を作る。


それを意識してみてください。



5.小さな「できた!」が片付けを変えていく


片付けを続けるうえで、私がとても大切だと思っていることがあります。

それが、

小さな成功体験を積み重ねること。


「今日はここまでやる」

と自分で決める。


そして、それができる。

すると、

「あ、私、できた!」

という感覚が残ります。


翌日また一つ。

「今日もできた」


その次の日も、

「またできた」


この小さな「できた!」が積み重なると、

少しずつ、

「私って、できるんだ」

という感覚に変わっていきます。


反対に、

「今日は押し入れ全部やる!」

と大きな目標を立てて、途中で終わってしまう。


すると、

「やっぱりできなかった」

という経験が積み重なってしまいます。


だから最初から、大きな成功を目指さなくていいのです。

むしろ、

確実にできるくらい小さくする。


片付けは、家を整えるだけではありません。

小さな「できた」を積み重ねながら、

自分への信頼も整えていく。

私は、そんな時間でもあると思っています。



自分に厳しくするより、「時間を与えてあげる」


片付けができないと、

「またできなかった」

「どうして私はこんなこともできないんだろう」

と、自分に厳しい言葉をかけてしまう方がいます。


でも、本当に必要なのは、

自分を責めて動かすことでしょうか?

私はむしろ、

「自分に時間を与えてあげる」

と考えてほしいのです。


例えば1時間確保したなら、

「1時間もあるんだから、これくらいやりなさい!」

ではなく、

「1時間あるから、余裕を持ってやろうね」

と自分に言ってあげる。


準備する時間もある。

中で考える時間もある。

後片付けする時間もある。

そうすると、心にも余裕が生まれます。


そして、

「できた!」

と氣持ちよく終われる。


すると、

「また次もやろう」

と思えるのです。


自分を追い込んで片付けるのではなく、

自分ができる環境を、自分自身に用意してあげる。


これも大切な「整え」だと思っています。

 
 
 

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